tiddlywiki5をクラウド(tiddlyspot)で使う

Tiddlywikiが神だった時代

Tiddlywikiは使用感もよく本当に便利で、CSSプラグインで見た目から機能まで思い通りにできるため一時は何でも記録していた。ローカルでも使えるが、5秒でオンラインにホスティングされたものが作成できるtiddlyspotというサービスがすばらしかった。だけどChromeではオンラインでの更新に対応しておらず、Chromeの使用頻度が増えるにつれ使わなくなっていった。

Tiddlywiki5公開&Tiddlyspotで無料ホスティング可能

そういった状況から数年経ち・・HTML5に対応したあらゆるブラウザで動作するtiddlywiki5が公開された。待っていたよ!!node.jsでの動作も可能ということでいよいよ自前ホスティングか?と思っていたが、どうやらtiddlyspotで対応している模様。やり方は以下の通り。

  1. (持っていなければ) tiddlyspotのアカウントをつくる
  2. 空のtiddlywiki5ファイルをここからダウンロード
    (右クリックしてローカルに保存)
  3. 保存したファイルを開いて、サイドバーの歯車アイコンをクリック、savingタブをクリック、TiddlyspotのWiki name(アカウントID)、パスワードを入れる
  4. 歯車アイコンのとなりにあるダウンロードアイコン(トレイに下向きの矢印のやつ)をクリック
  5. saved と出たら、自分のtiddlyspotのURLを開くと更新すると・・
    tw5になってます!

超簡単!あとはプラグインやカスタマイズが充実していくといいなー。

競合が起こらないiPhone - Mac - Windows間のクラウドメモ環境、とは、、

iPhoneの「メモ」がうまく同期されない

Appleの「メモ」アプリのiCloud同期は早いし何より標準搭載されている機能なので安心・・・と思いきや、たまに同期に失敗して同じ内容のメモが増殖したりする。英語で使う分にはいいのかもしれないが、日本語だとあの独特のフォントもしっくりこない。ということで快適なクラウドメモ環境を探す旅に。

EverNoteはリッチで重すぎる

EverNoteはもともと使っていたけれど、方々から言われているように高機能の代償として遅い、UIが複雑、などなど、テキストだけ共有したい場合ちょっと大げさ。もちろん、色んなメディアを混在させたりスキャンを認識させたりして使うサービスとしてはこれ以上ないぐらい便利だとは思うんだけど。

まずはSimplenoteを検討

軽量のクラウドメモ環境で検索すると、すごい勢いでSimplenoteが引っかかる。ただ、Simplenoteのiphoneアプリは、無料だとメモのリストビューの最上部に(1つ目のメモのような形で)広告が挿入されてしまう。あからさまではないが誤タップしてしまいそうな位置で、解除には年間¥1700(2013/08現在)を支払わなければいけない。数百円なら払ってもいいが、定期的にこの額はちょっと高い気がするなあ。

simplenote

(2014/05/28 追記)

無料なのだがいつの間にか広告が表示されなくなっていた

Mac用クライアントNotetional Velocity

このソフトの完成度には脱帽。キーボードだけで操作が完結するし、Chromeに影響を受けたであろう、検索バー(もちろんインクリメンタルサーチ)から新規テキストの作成ができるUIもとても軽快に動く。さらに改良が施された派生版のnvAltもある。詳細は省くが、さらにすばらしいソフトになっている。

データの保存もDBの他にMarkDown、Txt、htmlなど柔軟に選択でき、Dropboxとの同期も可能。このソフトとDropboxでsimplenoteを利用せず目的を達成できないかと考えた。

Notetional Velocity nvAlt

(2014/05/28 追記)

いつの間にか公式のMac用アプリが出ていたようです!

Mac App Store - Simplenote

iPhone用クライアントPlainText

iPhone用のクライアントはPlainTextを選択。UIがなかなか美しくシンプルで、使いやすそう。右利きの自分としてはあまり使わない設定ボタンが左端に配置されている点も細かいながら気が利いている。

PlainTextはDropboxと同期すると自動的にフォルダをつくる。フォルダ名は変更できないため、nvAltの設定をPlainTextに合わせる。具体的にはデータ保存形式をTextにして保存フォルダを「PlainText」にしてやればいい。

しかしここまでやって気づいた。PlainTextも広告が出てる…(気づくの遅すぎ)

下部なのでsimplenoteのように操作のじゃまにはならないが、一般的なバナー広告なので美観は大いに損なうし、やはりツールバーの操作時に誤タップしてしまいそう。これを解除するには¥170のアドオンを購入する。simplenoteと違って充分許容できる金額。

だが、PlainTextには一つ不満がある。タイトルが必須な点。「メモ」アプリでは1行目が自動的にタイトルになり、とても便利な仕様だったため、この点はささいなようで大きい。 

PlainText

PlainTextとsimplenoteの比較

PlainTextのメリットは広告を解除する費用が安い点だけに思えてきた。PlainTextと比較したときのsimplenoteのメリットは以下の通り。

  •  広告は邪魔な位置だが美観を損なわない
  • バージョン管理機能がある
  • タイトル入力が不要

nvAltでsimplenoteと同期させた上で、保存形式をTextにしてDropbox内のフォルダを指定しておけばsimplenoteのサービスと併行してバックアップを取ることもできる。例えばPlainTextを利用してもsimplenoteの利用とは競合しないことに気がついた。となると、これはほぼiPhoneアプリだけの問題。

とりあえずnvALt+simplenoteでいく

うーん、結局iPhoneで完全に要求を満たすアプリがないんだけど、simplenoteは広告を除けば条件をクリアしている。広告ありのままsimplenoteを使ってみようと思う。

ちなみにWindows用のsimplenoteクライアントにはResophNotesというソフトがあります。疲れてきたので詳細は省くけど、こちらも保存形式をtextにすることもできて、いいソフト

ResophNotes

追記

PlainTextも併行して試してたけど、競合によるメモの複製が発生してしまったので使うのをやめました

多数の異なるIPを持つ分散サーバ ヘコヘコ大検討大会

仕事で多数の異なるIPを持ったサーバが必要になったので、いくつかのサービスを比較検討した。要件はこんな感じ

  • 200以上のIPでクラスC以上の分散がされてる
  • もちろん重複なし
  • できれば国内IP
  • サーバから外部サイトにアクセスしたとき、異なるIPで認識される

色々探してみて、異なるIPが割り振られて使えそうなのはクイッカと123サーバ。

クイッカ

クイッカはコントロールパネルではサーバごとに異なるIPが表示されるが、外部アクセスの際に相手からは収容されている親サーバのIPで認識されてしまう。これでは実質親IPの数しかないことになるため要件を満たさず。

123サーバ 

は、いくつかのプランがある模様。IPも国内、海外から選べる。さすがに1IPあたりのコストは安くない。

 気になるのはアクセス先から認識されるIPだが、問題なかった。クイッカの他にもいくつか比較検討したが、この仕様は123サーバだけだった。

 契約できるIP数のMAXが多いのと、マルチドメインプランではサーバごとにcronとDBが付いているのもよかった。

IP分散サーバーなら123サーバー - ≪公式サイト≫

※上記は2013年の情報です。仕様が変わる可能性もあるので、ご利用の際にはご確認ください。